とても謙虚なのに最強のおじさんが主人公のファンタジー作品『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』は、 数ある「小説家になろう」発ファンタジーの中でもいま特に注目されているマンガです。
異世界ファンタジーといえば、10~20代の若者が主人公のイメージがあるでしょう。しかし、最近は30歳を超えた大人が主人公の作品も多く、本作もそのひとつです。
この記事では『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』の魅力を紹介します。
©Shigeru Sagazaki/SQUARE ENIX ©Tetsuhiro Nabeshima/SQUARE ENIX ©Kazuki Sato (AKITASHOTEN)2022
あらすじ
そこへ若き王国騎士団長に昇り詰めたかつての教え子、アリューシアが訪れ騎士団付きの特別指南役として王都へ行く事に。
大成した弟子達と再会し、盛り立てられるベリルの運命は? おっさん成り上がりファンタジーの決定版、コミカライズ!
詳細を知りたいなら!
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『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』の登場人物
ベリル・ガーデナント
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しかし、剣術の実力は超一流で、彼の実力を知る者からは「片田舎の剣聖」と称えられています。
弟子を育てる力にも優れており、ベリルが指導した剣士は若くして王国騎士団の団長になるなど大成しました。
そんな実力者なのになぜか自分を卑下しつづけるベリルの元に、王国騎士団特別指南役の依頼がきたことから本作の物語が始まります。
アリューシア・シトラス
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ベリルを心から慕っており、子どもの頃は「大きくなったら先生と結婚します」と言っていたほどです。
いまでもその気持ちは変わっておらず、ベリルを特別指南役に推薦したのも「本当は誰よりも強い先生をふさわしい舞台に立たせたい」という一途な気持ちからの行動でした。
スレナ・リサンデラ
©Shigeru Sagazaki/SQUARE ENIX ©Tetsuhiro Nabeshima/SQUARE ENIX ©Kazuki Sato (AKITASHOTEN)2022
実力も抜きんでており、双剣を駆使する戦闘スタイルは人の域を外れているといわれるほどです。性格は男勝りで勝ち気ですが、師匠であるベリルの前ではしおらしくなる一面があるかわいらしい女性です。
ベリルを強く尊敬しており、手合わせした際には「まだ私より上でいてほしい」と内心で吐露しています。
ルーシー・ダイアモンド
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片田舎の剣聖の噂からベリルに興味を持ち、強引に戦いを仕掛けます。その際に戦闘を通してベリルの実力に一目置くようになりました。
一方で、ベリルの人格には不満を覚えている一面もあります。なぜなら「力ある人間はそれ相応の立場に立つべき」という考えを持っており、ベリルが最強の剣士なのに田舎の剣術師範で満足していたからです。
『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』の見どころ
見どころ①冴えない主人公が最強クラスというギャップ
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しかし、実際は片田舎の剣聖と噂されるほどの剣の使い手です。剣を振るえば王国騎士団の副団長すら圧倒する強さを見せつけます。しょぼくれたおじさんが実は最強というギャップこそ本作の大きな魅力です。
また、最強格の実力をひけらかさず、自分なんて大したことないと謙虚であり続けるベリルの性格にも好感が持てます。
「なぜこんなに強いのに卑屈なのだろう?」と気になってしまい、早く続きを読みたくなるでしょう。
見どころ②主人公を慕う弟子たちがかわいい
©Shigeru Sagazaki/SQUARE ENIX ©Tetsuhiro Nabeshima/SQUARE ENIX ©Kazuki Sato (AKITASHOTEN)2022
主人公の真の力と優しい性格を知っている彼女たちはベリルを心から尊敬しており、事あるごとに好意を示そうとします。おじさんが女の子に囲まれる無自覚ハーレム状態が楽しめる作品です。
また、好意のかたちがヒロインによって異なる点も本作のポイントです。たとえばアリューシアは主人公の力を世の中に知らせたいと考えていますし、スレナは自分より高みにいてほしいと願っています。
どのキャラのどんな気持ちが主人公に届くのか、ハラハラしながら読んでいけるでしょう。
見どころ③スピード感あふれる迫真のバトルシーン
©Shigeru Sagazaki/SQUARE ENIX ©Tetsuhiro Nabeshima/SQUARE ENIX ©Kazuki Sato (AKITASHOTEN)2022
流れるような剣の軌道や魔法の演出、それらをこなす人間の動きすべてにスピード感があり、胸躍るようなアクションを存分に堪能できます。
『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』はこんな人におすすめ!
冴えないおじさんが剣の腕ひとつでのし上がり、自分を慕う弟子から尊敬されるシーンが数多くあります。
主人公が無双して多くの人々から認められるファンタジーマンガが好きな方に特におすすめです。常に謙虚でちょっと卑屈な主人公が大活躍する展開にスカッとしながら読めるでしょう。
また、哀愁ただようおじさんが主人公として活躍するマンガに興味がある方にもおすすめです。少しでも興味をもった方はぜひ「ピッコマ」で試し読みをしてみてください。
『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』を読んでいる人にはこの作品も人気!
たとえば『異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無双する』の主人公は見た目こそ若いですが、正体はおじさんのファンタジーマンガです。
普通のサラリーマンだった主人公が異世界を旅する『とんでもスキルで異世界放浪メシ』も本作と共通点が多く、楽しんで読めるでしょう。
『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』が好きな方は、ぜひ上記の2作品も読んでみてください。以下で2作品のおすすめポイントを解説していきます。
異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無双する
©遊野優矢 ©ミミダ・藍葉悠気(秋田書店)
<作品詳細>
<おすすめポイント>
本作は、異世界を救った報酬として現代への蘇りを許された主人公が17歳の高校生だった90年代に戻されるところから始まります。
異世界で手に入れた能力が残っていることに気づいた主人公の無双高校生活を楽しめる作品です。
詳細を知りたいなら!
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とんでもスキルで異世界放浪メシ
©赤岸K ©江口連/オーバーラップ
<作品詳細>
旅で頼れるのは、召喚時に唯一得られたスキル【ネットスーパー】。それは、異世界にいながら現代日本のスーパーの商品を取り寄せられるという便利スキルだった!
しかし、隣国への旅の途中、護衛に振舞った「猪肉の生姜焼き」の良い匂いが、とんでもないヤツを引き寄せてしまい――!?
”とんでもスキル”を駆使し魔物の肉を美味しく調理する男と、食いしん坊なフェンリルの旅が、ここに始まる! 原作者・江口連書き下ろし短編小説も収録!!
<おすすめポイント>
召喚の際に現代日本のスーパーの商品を入手できるネットスーパーのスキルを得た向田は、世界中で異世界グルメを楽しむ旅に出かけるのです。
異世界ものの主人公が得るスキルとしては、かなり異質で斬新な展開を楽しめます。
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まとめ
©Shigeru Sagazaki/SQUARE ENIX ©Tetsuhiro Nabeshima/SQUARE ENIX ©Kazuki Sato (AKITASHOTEN)2022
常に腰の低いおじさんが剣を持った途端にカッコよくなるギャップが魅力のマンガとなっています。主人公がおじさんと聞くと、王道を外した作品だと思うかもしれません。
しかし、本作は最強の実力を秘めた主人公が無双したり、主人公の正体を知るヒロインが好意を寄せていたりと、異世界ファンタジーのツボをしっかり押さえたマンガといえます。
主人公が無双するファンタジーマンガが好きな方なら、夢中になれること間違いなしでしょう。
ピッコマでは、『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』をはじめ、さまざまなマンガを読むことができます。
興味のある方はぜひピッコマでチェックしてみてください。
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