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『ダーウィン事変』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

『ダーウィン事変』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

「マンガ大賞2022」で大賞を受賞したことで話題になっている人気作の『ダーウィン事変』。作者はうめざわしゅんで、ピッコマで配信されています。

人間の父とチンパンジーの母から生まれ、世界で唯一の個体「ヒューマンジー」である主人公・チャーリー。
チャーリーは、ヒューマンジーであるがゆえ、テロ・炎上・差別などの騒動に巻き込まれていきます。そんな人間社会の問題を、人間でもチンパンジーでもないチャーリーならではの視点で描いた社会派ヒューマン&ノン・ヒューマンドラマです。

ここでは、そんな『ダーウィン事変』のあらすじと見どころ、押さえておきたい登場キャラについてまとめました。

あらすじ

1話P67

©うめざわしゅん/講談社

15年前、過激派の動物保護団体「動物解放同盟(ALA)」がテロを起こした研究所で、妊娠したメスのチンパンジー・エヴァが発見されます。ALAによって保護されたエヴァは、人間との間にできた「ヒューマンジー」であるチャーリーを産みました。
1巻P13

©うめざわしゅん/講談社

チャーリーは、チンパンジー研究の権威である義父のギルバートと、弁護士である義母のハンナに育てられ、15年後、高校へ編入することになりました。

ハンナは、今度こそチャーリーが普通の高校生活を送れるように、と願います。
それは、チャーリーの存在はニュースや動画となってネット上で拡散されており、常に異質な存在として恐れられたり、好奇の目にさらされたりしてきたためでした。

学校生活の初日。
チャーリーは、「陰キャ」の優等生であるルーシーと出会います。ヒューマンジーだからではなく、チャーリーと仲良くしたいという彼女を、チャーリーは受け入れます。
1巻P43

©うめざわしゅん/講談社

その頃、街では、ALAによってステーキを提供するレストランを爆破するテロが起きます。肉食者を許さないというALAの信念を広げ、人間に鉄槌を与えようと、次のターゲットとされたのはチャーリーでした。
彼らは、チャーリーを味方につけようと目論んでいたのです。
1巻P63

©うめざわしゅん/講談社

騒動を受けて、チャーリーはALAに救出されたという過去と家族全員がヴィーガン(動物性の材料を食べず、身につけない、傷つけない生き方をする人たち)であるという理由から、ALAに関与しているのではないかと世間から疑われます。

そんな中、ルーシーのもとに、チャーリーの通う研究所に勤めているマックスと名乗る男性が訪れ、チャーリーについて尋ねてきました。怪しいと感じたルーシーはすぐにチャーリーに連絡すると、チャーリーはその人物に心当たりはないと言います。

一方、ハンナに誰と連絡を取っているのか質問されたチャーリーは、友人だと答えます。
チャーリーに人間の女の子の友人ができたことを喜んだハンナは、家にルーシーを招待しました。4人は食事を取り、チャーリーやヴィーガンの話で盛り上がります。

しかし、そんな彼らをALAのメンバー3人が監視していました。その中には、ルーシーに接触したマックスの姿もありました。

ALAの狙いは、チャーリーを仲間に引き入れること。そのためには、家族や友人を殺し、孤独を与える、ALAだけを彼の居場所にすることが必要だと考えたのです。
1巻P134

©うめざわしゅん/講談社

楽しい時間を送る4人のもとに、ALAのメンバーが静かに忍び寄ります。
常人なら気づくことができないような鍵を開ける小さな音やヒトの気配を、チャーリーだけは察知しました。

すぐに侵入者のもとに駆け寄り、ギルバートに危険を知らせます。
応戦しようと包丁を構えたギルバートが手を出す間もなく、チャーリーは素手で1人、2人とあっという間に侵入者を追い詰めていきます。
1巻P145

©うめざわしゅん/講談社

別室から指示を出していたマックスのことまで把握していたチャーリーの能力の高さに、3人は為す術もなく撤退したのでした。

翌日、学校でルーシーから昨日の襲撃のせいで不安だと告げられたチャーリー。
不安という感情がよく分からないチャーリーでしたが、ルーシーから不安はとてもヘビーで苦しいことだと教えられます。

すると、チャーリーは「あの人たち捕まると、安心できる?ルーシー」と質問し、ルーシーは「もちろん!」と答えます。
1巻P161

©うめざわしゅん/講談社

この言葉を聞いたチャーリーは、静かに決意します。
たった1人、身を隠しているALAのメンバーのもとに向かったのでした。

ここからチャーリーは、さらに人間の思惑に巻き込まれていきます。そのとき、チャーリーは何を思い、どのように行動していくのでしょうか?続きは本編でお楽しみください。

押さえておきたい登場キャラ

チャーリー

1巻P161

©うめざわしゅん/講談社

半分人間、半分チンパンジーの「ヒューマンジー」。
高校に編入し、普通の生活を送ろうとしている。

ただ、その特異な生い立ちからALAに狙われたり、世間からの好奇の目で見られ続けたりと騒動の中心に巻き込まれていく。

ギルバート・スタイン

1巻P23

©うめざわしゅん/講談社

チャーリーの義父。
チンパンジー研究の権威として知られている博士。チャーリーの生物学上の母・エヴァの帝王切開を担当した。

ハンナ・スタイン

1巻P22

©うめざわしゅん/講談社

チャーリーの義母で弁護士。
チャーリーに普通の高校生活を送ってほしいと心から願っている。チャーリーに、ルーシーという人間の友人が初めてできたときには、涙を流して喜ぶ母親としての一面がうかがえる。

ルーシー

1巻P29

©うめざわしゅん/講談社

チャーリーと同じ高校に通っている「陰キャ」な優等生。
猫を助けようとして転落しそうになったところを、チャーリーに助けられてから交友関係をもつ。チャーリーの価値観や視点に興味をもっており、知らない世界の見え方を教えてくれる存在だと思っている。

マックス

1巻P104

©うめざわしゅん/講談社

ALAのメンバーの1人。
メンバーに指示を出したり、チャーリーを仲間に加えようとしたり、組織でも権力をもっているような振る舞いが見受けられる。

ここが見どころ!注目ポイント

1巻P42

©うめざわしゅん/講談社

『ダーウィン事変』の見どころは、人間社会がヒューマンジーであるチャーリーならではの視点で語られていくところです。

学校では、生徒たちと討論する場面が描かれていますが、生徒たちは人間であるがゆえの価値観をもっています。私たち人間にとって、当たり前に思ってしまいがちな社会の見方と言えるかもしれません。

それに対するチャーリーの答えはいつも冷静で、端的です。しかし、「人間とは何なのか?」という点を考えさせられるような、気づきをもたらしてくれる深みのある作品になっています。

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1巻P64

©うめざわしゅん/講談社

1巻のあらすじをご紹介しました。
ヒューマンジーであるチャーリーと人間、またそれ以外の動物たちの行く末はどうなっていくのか、彼らの織りなす物語を追ってみてはいかがでしょうか。

『ダーウィン事変』は現在ピッコマで絶賛配信中! ぜひ続きを本編でご覧ください。

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