第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞し、累計発行部数は930万部を超える人気作の『ブルーロック』。
さらに、2022年10月にはTVアニメが放送になるなど、高い注目を集める作品です。
原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による作品で、ピッコマで配信されています。
これまでにないサッカー×サバイバルの要素を取り入れた作品です。日本をW杯優勝に導くストライカー育成のための施設「ブルーロック」(青い監獄)へ入寮した主人公たち。自身のサッカー生命を懸けて、何度も試練に立ち向かう熱い展開が続きます。
そんな『ブルーロック』のあらすじや見どころ、押さえておきたい登場キャラについてまとめました。
あらすじ

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
しかし、そんな彼を待っていたのは、日本フットボール連合からの強化指定選手への招待でした。
説明会当日、会場には、潔を含めた300人の全国の高校生ストライカーが招集されていました。
そこで、日本フットボール連合から雇われたという絵心甚八から、今回のプロジェクトについて説明されます。

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
18歳以下のサッカー選手300名を、最先端の技術力を駆使した施設の中で特殊なトレーニングにより育成しつつ、互いを競わせるというもの。
絵心はこれまでのサッカーと決別し、サバイバルに勝ち抜き、最後に残った1人だけが世界一のストライカーになれると言います。
サッカーは11人で力を合わせて戦うスポーツではない、仲良し絆ごっこなら帰れと続けます。相手より点を取るスポーツであり、点を取った人間が一番偉いと言い放つのです。
「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」
これまで誰も教えてくれなかったような絵心の言葉に、潔をはじめとした300名全員がブルーロックに参加することを決意したのでした。

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
すると、早速、絵心の指示により入寮テスト「オニごっこ」が始まります。そのルールはシンプルかつ残酷なもので、136秒間の最後にボールを持っていた選手は、ブルーロックから脱落となり、さらに今後、日本代表に選ばれる権利さえ失うのです。
すさまじい緊張感の中、オニごっこはあっという間に進み、残り13秒のところで潔にボールが回ってきます。確実にボールを当てるために五十嵐を狙おうとしますが、彼が足を痛めていることに気がつくと、この中で一番強い吉良に狙いを変更しました。
その思惑に乗ったのが、蜂楽でした。

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
残り3秒。
安心した吉良の目に入ったのは、潔の足元に吸い寄せられたかのように落ちるボール。蜂楽はミスしたのではなく、最初から潔へラストパスするつもりだったのです。
そして、潔は迷うことなく、その足を振り抜きます。

©金城宗幸・ノ村優介/講談社

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
サッカーと関係のないオニごっこでの結果に納得できない様子の吉良に、絵心は淡々と説明を始めます。
室内はペナルティエリアと同じ広さで、オニごっこの制限時間である136秒というのは、1人の選手がボールを保持する平均時間だったのです。
さらに、足を痛めて動けなくなっていた五十嵐を狙えば、脱落を免れたと言いました。吉良は自分にボールが当たった時点で諦めてしまい、五十嵐のことが視界に入っていなかったのでした。
潔は吉良のサッカー人生を大きく変えてしまったはずですが、なぜか心が昂ぶります。それは、生まれて初めて人生を懸けて戦い、勝利を手にしたからだと絵心に教えられます。

©金城宗幸・ノ村優介/講談社

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押さえておきたい登場キャラ
潔世一(いさぎ・よいち)

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
小さい頃から日本代表になり、W杯で優勝することが夢だった。全国大会にあと一歩のところで吉良率いる松風黒王高校に負けてしまったが、強化指定選手に選ばれた。対戦相手の吉良涼介に「サッカーIQが高い」と評される。
世界一のストライカーになるため「ブルーロック」への参加を決める。
絵心甚八(えご・じんぱち)

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
日本サッカーが世界で勝つためには、相手より点を多く取るエゴイストの存在が必要だと考えている。
吉良涼介(きら・りょうすけ)

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
世界一のストライカーになるため「ブルーロック」への参加を決めるも、「オニごっこ」で潔のボールを受け、最初の敗退者となる。
蜂楽廻(ばちら・めぐる)

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
「オニごっこ」では吉良に挑んだ潔を信じ、トリッキーなパスを決めて存在感を示した。
五十嵐栗夢(いがらし・ぐりむ)

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
「オニごっこ」では足を痛めて、オニになった潔から狙われるも、回避して生き残った。
ここが見どころ!注目ポイント

©金城宗幸・ノ村優介/講談社
『ブルーロック』では、最後の1人だけがストライカーになれるというバトルロワイヤル要素があるため、300名全員が敵として戦います。
勝ち抜くことが絶対であるブルーロックでは、負けることが許されません。
必死に戦い続ける攻防の様子に、息を飲んでしまうことでしょう。その中で、潔を中心とした選手たちの心の動きや成長の過程に、感情移入せずにはいられません。
また、作画も『ブルーロック』の魅力のひとつとなっています。自身のサッカー人生をあっけたのサバイバルに臨むキャラの心情や躍動感の繊細な描写が、読む人を一層ストーリーに引き込みます。
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©金城宗幸・ノ村優介/講談社
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