独占欲が止まらない、イケメン貴公子たちを堪能できるノベルをご紹介します。
“君は、俺をおかしくする”
人嫌いで常に仮面を被っている、そんな評判の辺境伯ジェラルドのところに、継母の策略で嫁ぐことになったクリスタ。妻ではなく跡継ぎが欲しいと冷たく言い放つジェラルドだが…。
“お前は私のことだけを考えていろ”
小説世界に転生したことを知った伯爵令嬢のシェラ。恐ろしい未来を回避するためには、美貌の王太子レンブラントに気に入られるわけにはいかない。しかし警戒心を高める彼女の姿が、レンブラントの目に止まってしまって…。
“精一杯礼儀正しく、大事にしていたのに…ぶち壊したのはあなた自身だ”
父王の命で公爵リーンハルトに嫁ぐことになったフィオリーネ。初めて会う彼は美しく凛々しい騎士だが、フィオリーネに素っ気なく、初夜の床でも触れてこない。ぶっきらぼうだが優しい彼に惹かれていくフィオリーネは、ある夜、彼の許を訪れるのだが…。
“そうやって男の自尊心をくすぐるんだな。悪い子だ。”
デビュタントで密かに憧れていた幼馴染みとワルツを踊ることを楽しみにしていたアマリア。しかし社交界一の美貌の独身貴族リチャードに使用人と間違われ深く傷ついてしまう。彼は償いとして恋が成就するように手伝わせてくれと言い、偽りの恋人のふりを持ちかけてくるが…。
“いつになったら、君は僕に懐くのかな”
自分に執着する幼馴染みから逃れるため、公爵家令息クラウスに匿われることになったアンネリーゼ。穏やかで非の打ちどころのない貴公子に見えたクラウスだが、ある日を境に豹変してしまう。それでもクラウスの自分への強い執着と孤独の影に惹かれてしまうアンネリーゼは…。
“この先、あなた以外を愛せるとはもう思えないから”
気がつくと夢で見ていたのとそっくりな世界にいたアマネ。竜人が住むその国で、夢で見かけた美しい宰相ウェルベックに保護されることに。アマネを甘やかし過保護に世話を焼きたがる彼に、次第に心惹かれていく。しかし彼には待ち焦がれている思い人がいるようで…。